
五月二十二日に開催された全国日蓮宗青年僧北陸結集能登大会に参加させていただきました。
令和六年元日。突如として発生した大地震によって能登半島は壊滅的な被害を受け、それまでの風景・文化、そして何よりも多くの命を失ってしまいました。
今回の能登大会では、被災によって亡くなられた方々への供養の為、そして今後の能登半島の早期復興をご祈念しながら全国から集まった二百名以上の青年僧と共に唱題行脚を行ってまいりました。
各青年僧が特に被害の大きかった五ケ所の地域に分かれ、私は輪島地域を担当させていただきました。輪島では一年半程経った現在でも倒壊したままの家や寺院がまだ多くあり、道路も隆起したままであったり、土砂崩れが震災直後の状態のままの場所もたくさんありました。朝市で有名な市場がありましたが、この場所は現在建物が何もない更地の状態となっておりました。
昨年妙法寺でも義援金を皆さんに協力していただきお送りしましたが、全国から集まった義援金でも仮設住宅に仮のお堂を設けるのが現在ではやっとだと現地のご住職さんは言われておりました。
被災した檀信徒の方々も今なお、倒壊したお堂の前で涙を流しながら手を合わされる方も沢山いらっしゃるそうです。
妙法寺の本堂は古いですし、これからの季節はエアコンもない暑い中でのお参りとなってしまいますが、法華経・お題目をお唱え出来るお堂があること、仏様にお会いできる場所があること、この事にもっと感謝しなくてはならないと痛感いたしました。
そして、そのお堂にて被災された方々へのご回向を今後も一生懸命続けて参ります。
ぜひ皆様も自分達の為だけでなく、被災された方々の為にもご一緒に、法華経・お題目をお唱えしていただければ有難く思います。
我々は自然に生かされています。
しかしながら、その自然が時に牙を剝くことがあります。
南海トラフ地震を始め様々な災害がいつ起きてもおかしくないと言われている昨今。
偉大な自然への感謝を忘れることなく、いざという時の備えという事も、各々がしっかりとやっていきましょう。
合掌

